士業事務所のホームページ運営の改善の部分で重要なものにアクセス解析がございます。当社ではホームページ納品時にお客様のホームページにGoogle アナリティクスの設置をしております。これはプランに含まれておりますので別途費用は掛りません。アクセス解析ではホームページへのアクセス数、滞在時間などの他にどのようなキーワードで検索されたかを見ることができます。アクセス数が多くてもホームページの趣旨に合っていないキーワードの場合、ただアクセスが多いだけという事になりますので、女子高の前で葬儀のチラシを配って自己満足しているようなことになりかねません。
キーワードの中には重要なヒントが埋まっていると思って見てください。リスティンング広告の管理をしているとクエリという情報が見られますが、キーワード広告で設定したキーワードの周辺ワードで検索された実際のキーワードにあたるもので、思ってもいなかったワードでのホームページへの来訪が確認されます。このクエリの管理がリスティング広告の管理でもっとも重要な作業の一つになります。
リスティング広告においては余分な費用がかさむ事になりますので、「離婚 弁護士」で設定している場合などは「芸能人名+離婚」などのクエリを発見した場合は細かく除外していくわけですが、ホームページの場合でも費用がかからないからと言って無駄なキーワードでのアクセスのかさ上げは禁物になります。
ホームページの運営は自事務所のブランドと違うものを捨てていく、自事務所のブランドでカバーできていないものを細かく拾っていくという作業と言ってもいいでしょう。
成功の中にヒントが隠されているというのはどんなことでも同じですが、問い合わせに繋がったホームページへのアクセスをチェックする事は重要です。問い合わせに繋がったキーワード、遷移など常にチェックするようにしましょう。
そもそもこのような情報を見ることができるのはWebサイトへはアクセス記録が残される仕組みだからで、その一部を利用してアクセス解析ツールによりアクセス解析をしているということです。